梅雨前にしたい部屋やお風呂のカビ予防!カビ取り方法も!
梅雨はカビの季節
梅雨は雨の日が多く湿度が高いので、カビが発生しやすい時期です。
カビって広範囲に生えてしまうから厄介ですよね。
そこで今回はカビの予防方法をご紹介していきます。
部屋のカビ予防方法
➀湿度を下げる
カビは湿度60%以上になると、急激に増え始めます。
カビを繁殖させないようにするため、湿度は59%以下にしておくのが理想です。
あまり湿度を下げすぎると、乾燥してのどがカラカラになったり、肌が乾燥したりするので、湿度計などで確認して過ごしやすい温度に保つのがいいですね。
②こまめに掃除をする
カビは、ホコリや食べかすなどの汚れを餌にして増えていきます。
そのためカビを増やさないためには、餌であるごみを掃除してしまうのが効果的です。
③家具の置き場所を考える
家具を壁にぴったりとくっつけていると、湿気がたまりやすくなり、カビの温床になってしまうこともあります。
家具は壁から少し離して置くようにし、空気が通り抜けられるようにしておきましょう。
④エアコンフィルターの掃除
エアコンのフィルターは、ホコリがたまりやすいですよね。
フィルターのホコリをそのままにしておくと、それを餌にしてカビが繁殖してしまします。
⑤布団のダニ対策
ダニの死骸や皮脂汚れでもカビは増殖してしまいます。
レイコップなどの布団用掃除機で掃除をしたり、天気のいい日は天日干しをしたりして、ダニをやっつけましょう。
スプレーするだけでダニを無効化するスプレーも、薬局などで売っているのでおすすめですよ。
⑥クローゼットに物を詰め込まない
クローゼットに物を詰め込んでいると、空気の通り道がなくなり、やがて湿気がたまりカビが生えてしまいやすくなります。
クローゼットの容量は80%ぐらいにとどめておきましょう。
⑦除湿剤を置く
クローゼットや押入れの中は湿気がたまりやすく、カビも生えやすいです。
そこで除湿剤を使って湿度を下げていきましょう。
新聞紙にくるんで置いておくだけでいいんですよ。
湿気を吸って固まった洗剤は、洗濯に使えるのでとってもエコです。
⑧すのこを使う
押入れやクローゼットの中は湿気がたまりやすいと先ほどお話ししましたが、その中でも下の方に湿気が集中します。
そこでタンスの下にすのこを敷いて、空気の通り道を作りましょう。
湿気がたまりにくくなるので、カビ予防にも効果的です。
⑨換気をする
部屋を閉め切っておくと、湿気がたまりやすくなります。
一日1、2回は窓を開けて、空気の入れ替えをしましょう。
エアコンの除湿機能でもいいので、活用して湿気対策をしましょう。
お風呂のカビ予防方法
➀あついお湯で消毒
カビは高温に耐えられません。
50度程度の熱湯をシャワーから出して、お風呂場全体にかけてみましょう。
かける時間は5秒程度で十分ですよ。
②天井の掃除
カビの原因になる菌は、お風呂場の天井に張り付いています。
クイックルワイパーに雑巾を巻き付け、除菌スプレーを吹きかけた後に天井を拭いておくと、カビ予防になりますよ。
③クエン酸スプレーを吹きかける
クエン酸を水で溶いたものをスプレーボトルに詰めて、お風呂全体に吹きかけてください。
これだけでカビを予防してくれるんですよ。
④燻煙剤をたく
お風呂を綺麗に掃除した後は、燻煙剤を焚いて綺麗な状態を長持ちさせましょう。
燻煙剤より効果の持続時間は短くなりますが、線香でも同じ効果が得られます。
1週間に1本焚くだけでいいので、とてもお得ですよ。
⑤入浴後のひと手間
入浴後はシャワーでお風呂全体を流してから、外に出るようにしましょう。
こうすることで石鹸カスや皮脂汚れを洗い流し、カビの餌を洗い流すことができます。
お湯で全体を流し終えたら、最後に水をかけて温度を下げておきましょう。
温度を下げるとカビが繁殖しにくくなります。
⑥水気をふき取る
家族全員のお風呂が終わったら、お風呂全体の水気をふき取っておきましょう。
水気を放置すると湿気がたまりやすくなり、カビが生える原因になってしまいます。
水分をふき取っておけば、水垢の防止にもなるので一石二鳥ですよ。
それでも生えてしまった時のカビ取り方法
➀漂白剤を使う
お風呂のカビ取りと言えば、漂白剤のスプレーですよね。
カビキラーなどのカビ取りスプレーを吹きかければ、黒カビも一網打尽です。
②重曹ペーストを塗る
小さなお子さんがいる家庭では、漂白スプレーは使用したくないという方もいらっしゃいますよね。
そんな方は重曹を活用しましょう。
料理などにも使われるので、安心ですよ。
重曹は水と混ぜてペースト状にしたものを使います。
これをカビに塗り付け、ラップをしたら30分から1時間程度放置しましょう。
あとは水で流せば完成です。
③消毒用エタノールで優しく拭く
壁などに生えてしまったカビには、消毒用のエタノールを使いましょう。
薬局などで売られている、濃度80%以上のものを使用します。
壁に吹きかけたら、雑巾で優しく拭き取ってください。
まとめ
お風呂や部屋のカビ予防は習慣化しておくと、楽になりますよ。
一度増えると厄介なカビは、日ごろから予防して、梅雨の時期も快適に過ごしましょう。