転居に伴う手続き・引っ越ししたら市役所で提出する書類は？

転居に伴って市役所で何をしなくちゃいけないの？

 

転居すると、色々な手続きや書類の提出が必要になってきますよね。

 

何かと面倒なことも多く、調べるのも一苦労な手続き。

 

そんな転居に伴って市役所でやるべき手続きをまとめてみました。

 

転居に伴って市役所でする手続き

➀転出届

 

今まで住んでいた市町村を離れ、違う市町村に引っ越しする際に提出しなければならない書類です。

転居届が提出できるようになるのは引っ越しの14日まえからの自治体が多く、引っ越しする本人の他、世帯主や同一世帯で同居している人が提出することもできます。

印鑑と本人確認ができる書類を持って、引っ越しする前の市役所に行きましょう。

 

もし都合が悪くて上記の方が市役所に足を運べない場合は、代理人が提出することも可能です。

その時は委任状、代理人の印鑑や本人確認ができる書類が必要となってきます。

 

市役所に行く時間がない時は郵送での手続きも可能です。

各自治体のホームページから転出届をダウンロードし、本人確認ができる書類のコピーと返信用の封筒(転居先の住所を記入後、返信用の切手も付けておく)を同封して郵送します。

郵送の場合は市役所に届いてから、自分の所に送られてくるまで日数がかかるので早めに行うようにしてくださいね。

 

転出届の提出が完了すると、転出証明書が発行されます。

この書類は引っ越しした後に使用するので、なくさないよう大切に保管しておいてくださいね！

 

②転入届

 

転入届も転出届同様、今まで住んでいた市町村とは別の市町村に引っ越しする場合に提出する書類です。

転出届を出したときに発行された転出証明書と印鑑、本人確認ができる書類、転入する全員分のマイナンバーカードを持って、引っ越した先の市役所に行きましょう。

 

提出期限は引っ越ししてから14日以内です。

 

転入届は、引っ越しする本人、世帯主、同一世帯の人が提出できます。

代理人に提出をお願いするときは、委任状を作成し、代理人の本人確認書類と印鑑の他、転入する全員のマイナンバーも持って行ってもらいましょう。

 

③転居届

 

同じ市町村の中で引っ越しをする場合は転居届を提出します。

こちらも転入届同様、引っ越ししてから14日以内に提出が義務付けられています。

 

転居届を出す際に必要なものは、本人確認ができる書類と印鑑、転入する全員分のマイナンバーカードです。

 

手続きができるのは、引っ越しする本人、世帯主、同一世帯の人で、代理人に頼む場合は委任状を作成してくださいね。

代理人が手続きを行う場合は、代理人の印鑑と本人確認書類、転入する全員分のマイナンバーカードが必要です。

 

 

 

 

④印鑑登録廃止申請書

 

印鑑登録廃止申請書は今住んでいる市町村を離れ、別の市町村に引っ越しする場合に提出しなければなりません。

引っ越しをする前の市町村の市役所で提出します。

 

この時必要なものは印鑑登録している印鑑と、印鑑登録書(カード)、本人確認書類です。

 

代理人に頼む場合は、上記のものに加えて代理人選任届と代理人の認印、本人確認書類が必要となってきます。

 

印鑑登録廃止申請書は提出期限がありませんが、転出届と一緒に提出しておいた方がもう一度市役所に行く必要がなくなるのでおすすめです。

 

⑤印鑑登録

 

今までとは違う市町村に引っ越しをした場合は、引っ越しした先の市町村で印鑑登録をし直す必要があります。

 

登録したい印鑑と本人確認書類を持って、引っ越しした先の市役所に行きましょう。

 

代理人に提出をお願いする場合は、上記のものに加えて代理人選出届と代理人の認印、代理人の本人確認書類が必要になってきます。

 

印鑑登録も特に期限がありませんが、転入届と一緒に提出しておくと市役所に何度も足を運ばなくて済みます。

 

 

⑥国民健康保険の資格喪失手続き

 

国民健康保険の資格喪失手続きは、今住んでいる市町村を離れて違う市町村に引っ越しをする際提出しておきます。

 

本人、世帯主、同一世帯の人が手続き可能です。

 

手続きに必要なものは本人確認書類、転出証明書、印鑑となっており、転出証明書が必要なので転出届を出してからでないと手続きをすることができません。

 

⑦国民健康保険加入の手続き

 

国民健康保険加入の手続きは、引っ越ししてから14日以内の提出が義務づけられています。

14日を超えてしまうと、医療費を全額自腹で払わないといけなくなる可能性があるので、転入届を提出した段階で一緒に済ませておきましょう。

 

手続きができるのは本人、世帯主、同一世帯の人で、必要な書類は本人確認書類と印鑑、転出証明書です。

 

⑧国民健康保険の住所変更

 

同じ市町村の中で引っ越しをする時は、国民健康保険の住所変更の手続きが必要になってきます。

 

引っ越ししてから14日以内に、本人か世帯主、同一世帯の人が手続きをしましょう。

 

必要なものは本人確認書類と印鑑、転居する全員分の国民健康保険証です。

 

期限は引っ越ししてから14日以内となっています。

 

⑨国民年金

 

国民年金は、引っ越しする前の市町村で手続きをする必要がありません。

 

引っ越しをしてから14日以内に、引っ越しした先の市役所で手続きをしましょう。

 

手続きができるのは本人のみです。

 

手続きをする際には国民年金手帳と印鑑が必要になります。

 

まとめ

 

【今とは違う市町村に転居する場合】

引っ越し前の市役所でする手続きや提出書類は

• 転出届
• 印鑑登録廃止申請書
• 国民健康保険の資格喪失手続き

 

引っ越しした後の市役所でする手続きや提出書類は

• 転入届
• 印鑑登録
• 国民健康保険の加入手続き
• 国民年金

となっています。

 

【今と同じ市町村内で転居する場合】

• 転居届
• 国民健康保険の住所変更
• 国民年金の住所変更

が必要となってきます。

 

引っ越しをしてから14日以内に手続きをするものがほとんどなので、余裕をもって手続するようにしてくださいね。