癌は初期症状が出ない!この症状が出たら早めに病院へ!
目次
癌は初期症状が出ない
癌は2人1人がなると言われています。
これだけ発症率が高く、尚且つ死亡率も高い危険な病気ですが、初期症状が出ないものがほとんどです。
症状が出始めたときにはすでに進行している可能性が高いので、早めに病院へ行きましょう。
癌の症状が出てきた時にはどんな症状が出るのか、疑いがある癌の種類とともにご紹介します。
癌の症状・サイン
➀食べ物が飲み込みずらい
この場合は「食道がん」の疑いがあります。
食事をしたときに水分は違和感なく飲めるのに対し、固形物はつかえるような感じがあります。
②背中が痛い
この場合は「すい臓癌」の疑いがあります。
特に夜になると痛みが強くなる傾向があります。
③体重の減少
これも「すい臓癌」に見られる症状です。
いつもと同じ量の食事をとっているのに、体重が減少していく場合は注意しましょう。
食欲の低下もともに出てくることが多いです。
④吐き気
これは「大腸癌」で出やすい症状です。
しつこい「便秘」や「残便感」を伴うことが多いようです。
⑤黄疸
この場合は「肝癌」「胆道癌」「すい臓癌」の疑いがあります。
白目が黄色くなる、肌が黄色くなるなどの症状が出始めたら早急に病院へ行きましょう。
⑥体のかゆみ
この場合も「肝癌」「胆道癌」「すい臓癌」の疑いがあります。
黄疸とともに出ることが多い症状です。
⑦排尿時の傷み
この場合は「前立腺がん」の疑いがあります。
膀胱炎とよく似た症状ですが、念のため医師にみてもらいましょう。
癌を初期で発見するためには?
初期症状がほぼ出ない癌は、早期発見が難しいのではないかと思ってしまいがちです。
ですが、定期的に検診を受けたり、毎年必ず健康診断を受けるなど、体のチェックを怠らなければ早期発見される可能性も高いのです。
最近では、癌も治る病気だと言われるようになってきました。
その確率も、癌を早期に発見することで格段に上がります。
将来の自分のためにも、検診や健康診断は定期的に受診したいですね。
まとめ
癌の症状別に、疑いのある癌をご紹介しました。
【食道癌】
- 食べ物が飲み込みずらい、つかえる感じ
【すい臓癌】
- 背中が痛い(特に夜)
- 体重の減少
- 食欲の低下
- 黄疸
- 体のかゆみ
【大腸癌】
- 吐き気
- しつこい便秘や残便感
【肝癌・胆道癌】
- 黄疸
- 体のかゆみ
【前立腺癌】
- 排尿時の痛み
癌のサインを見逃さないためにも、何かあったらすぐに頼れる、かかりつけ医があると安心できますね。