転居(引っ越し)するとき冷蔵庫はどう扱ったらいい?電源・水抜き・運搬の仕方をご紹介
目次
転居のとき冷蔵庫はどう扱ったらいい?
転居するときの冷蔵庫の扱い方に困ったことはありませんか?
冷蔵庫は電化製品の中でも転居時に壊れやすいものです。
扱い方を間違えて故障させてしまわないように、運ぶときの向きや転居前にやっておくべき作業などを確認しておきましょう。
転居する前の冷蔵庫の扱い方
➀冷蔵庫の中のものを全て出す
運搬中は冷蔵庫を稼働させることができず、中の食品や調味料が傷んでしまいます。
できる限り使いきってから、クーラーボックスの中に入れて保管しておきましょう。
クーラーボックスの中に入れる氷や保冷材は、食材の上にのせておくと、より冷却効果が高くなります。
②転居前に冷蔵庫の電源を切る
冷蔵庫は運搬の際に中に水が残っていると、水漏れがおき、冷蔵庫の故障につながりかねません。
そのため引っ越しの11時間前には電源を切っておくようにしてくださいね。
③冷蔵庫の水抜きする
まず引っ越しの2日前になったら、製氷機能をストップさせます。
この時氷も捨てておきましょう。
引っ越しの11時間前に冷蔵庫の電源を切り、アース線を抜きます。
冷蔵庫内の霜が溶けて水が大量にあふれ出る可能性があるので、雑巾を多めに用意しておくといいでしょう。
水抜きが終わったら、冷蔵庫下の受け皿の水を捨てます。
冷蔵庫下の受け皿はメーカーや機種によっては取り外せないものもあるので、その時は無理に外さなくて大丈夫です。
転居してからの冷蔵庫の扱い方
転居後の電源を入れるタイミング
冷蔵庫の電源を入れるタイミングはメーカーによってさまざまです。
主要メーカーのホームページを確認してみると
- すぐに電源を入れてもOK→三菱、シャープ、パナソニック(縦向きで運んだ場合)
- 電源を切ってから5分以上→東芝
- 電源を切ってから7時間以上→日立
となっていました。
どの冷蔵庫も、電源を入れてから5時間前後は庫内が十分に冷えません。
そのため生物などの傷みやすい食材は、転居前に食べきっておいた方が安心です。
冷蔵庫はどうやって運べばいい?
転居の際、引っ越し業者を使わず自分たちで引っ越し作業をする方もいらっしゃいますよね。
そんな時冷蔵庫はどう運んだらいいのでしょうか。
➀冷蔵庫のドアやトレイを固定
冷蔵庫の運搬をする時ドアやトレイを固定しておかないと、ドアが開いてしまったり、中のトレイが出てきてしまって破損してしまうこともあります。
そのため、冷蔵庫を運搬する前にドアやトレイを固定しておきましょう。
ガムテープでドアやトレイが動かないように止めておけば大丈夫ですよ。
②雑巾を用意しておく
充分に水抜きをしたと思っても、思わぬ場所から水が出てくることがあります。
水を放置しておくと冷蔵庫が故障してしまいますので、すぐ拭き取れるよう雑巾を用意しておくと便利ですよ。
③運搬するときは縦向きで
冷蔵庫を運搬するときは縦向きの状態で運ぶようにしましょう。
横向きにして運んでしまうと、機械内のオイル漏れが発生し、故障の原因につながります。
まとめ
転居時の冷蔵庫の扱い方をご紹介してきました。
転居するとき冷蔵庫は
- 転居前に電源を切って、水抜きする。
- 転居してからは各メーカーのホームページで確認した時間に合わせて電源を入れる。
- 運ぶときは縦向きで
以上のことに注意して扱ってくださいね。