【ヒルナンデス】食中毒対策の基本(6月20日)
目次
ヒルナンデスで食中毒対策の基本を紹介
6月20日のヒルナンデスで、食中毒対策の基本を紹介していました。
食中毒は梅雨時から一気に増えはじめ、最悪死に至るケースもあります。
しっかりと対策をしていきましょう!
食中毒以外でも梅雨時に腹痛は起こりやすくなっています。
下記の記事で詳しく紹介していますので、こちらも合わせて見てみて下さいね。
梅雨時から気をつけたい食中毒対策の基本
➀ドアポケットに卵を保存する
これは、間違いです。
ドアポケットは、開閉のたびに温度変化が激しい場所。
温度変化がおこると、表面が結露し、それによってできた水分で菌が卵の内部にまで入ってしまいます。
食中毒を防ぐためには、冷蔵庫の奥にパックに入れたまま保管するようにしましょう。
この他の冷蔵庫のポイントは、冷蔵庫は冷気を通すため物を詰め込まないようにすること。
逆に冷凍庫は、冷えた食品同士が冷凍庫内の温度を下げてくれるため詰め込むようにしましょう。
②お弁当は完成したらすぐに密閉
間違いです。
菌が増殖する条件は、水分、栄養、温度が揃うこと。
お弁当が完成してすぐに蓋を閉めると、蒸気が出て水分が発生します。
温度も高いので、菌が繁殖しやすく、お弁当を餌にして大量に増殖してしまいます。
お弁当は充分に冷ましてから蓋をしめて下さいね。
③常温保存した残り物でも充分加熱すれば食べられる
これは間違いです。
ウエルシュ菌は100度で加熱しても死滅しません。
常温保存はせず、粗熱をとったらすぐに冷蔵庫で保存しましょう。
煮出した麦茶を常温保存するのも危険なので、粗熱が取れたらすぐ冷蔵庫に入れてくださいね。
手についた菌がティーバッグに付着してしまうこともあるので、ティーバックは箸で入れるのがおすすめです。
④食中毒対策のため生野菜を浅漬けにする
これは間違いです。
浅漬けにする工程では、食中毒の菌は死滅しません。
ご家庭で生野菜を調理するときは、流水でしっかり洗い、水気をしっかりきってから調理しましょう。