【ヒルナンデス】女性図案師が受けつぐ日本の伝統
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ヒルナンデスで女性図案師の古城里沙さんを紹介
7月3日放送のヒルナンデス「ある世界で大成功!いったい何者?」で、女性図案師の古城里沙(こじょうりさ)さんを紹介していました。
先年以上もの伝統を受け継ぐ、古城里沙さんはいったいどんなお仕事をしているのか、ご紹介しますね。
図案師とは?
図案師は着物の柄をデザインするお仕事。
着物文化があった江戸時代は、とてもポピュラーなお仕事だったんですよ。
ですが、今となっては図案師はとても珍しいお仕事で、女性がやっていることも少ないんです。
古城里沙さん自身も、まだ同じお仕事をしている女性の方に出会ったことがないそうですよ。
古城里沙さんの前職はグラフィックデザイナー
古城里沙さんは以前ニューヨークに住んでおり、そのころの職業はグラフィックデザイナーだったそうです。
ニューヨークから帰国して、図案師のお仕事に出会ったそうですよ。
インスピレーションを求めて
古城里沙さんは普段どんなものから和柄のインスピレーションを得ているのでしょうか。
ヒルナンデスでは、古城里沙さんの普段の様子を取材していました。
八百屋さんに立ち寄った、古城里沙さん。
店頭に並んだ商品を熱心に写真へ納めています。
トウモロコシの粒やオクラの並びなど、点や線が並んだ画像を見ることで柄が浮かんでくるのだとか。
続いて古城里沙さんは公園へ。
新緑に包まれた公園の中で、紅葉の葉をスケッチし始めました。
普段は写真を撮ってから作品にしていくそうですが、面白いと思ったものはスケッチブックに直接スケッチをしていくんだそうです。
スケッチを見せてもらうと、紅葉の葉の形がびっしりと描かれています。
立体的なものを平面で書き、それを着物の柄に取り入れているんだそうですよ。
海外のものからも和の要素を引き出す
自宅に帰った古城里沙さん。
仕事部屋でイスラミックアートの本を熱心に見ていました。
イスラミックアートは、イスラムの寺院などで使われている絵柄のこと。
イスラミックアートの文様からも、着物の柄のヒントが得られるんだそうです。
古城里沙さんの作品が買えるのはどこ?
古城里沙さんの着物は、古城里沙さんのホームページから購入できます。
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